ウイルスについて知ろう

マンガ|亜硝酸ナトリウム

発色剤として、加工肉(ハム・ソーセージなど)、たらこなどに使われている

亜硝酸ナトリウム。

名古屋生活クラブが扱う加工肉、たらこなどには使用していません。

さて、亜硝酸ナトリウムがどうしてダメなのか、10年ほど前に作成したマンガでお届け。

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マンガ|トランス脂肪酸 マーガリン2

マーガリン漫画後編をお届け!

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マンガ|トランス脂肪酸 マーガリン1

昔の記事ですが、名古屋生活クラブの安全性への出発点である

「トランス脂肪酸」の危険性を考え始めた経緯がわかるマンガを掲載します。

今は低トランス脂肪酸のマーガリンも出てくるようになりましたが、

いまだ、世間がトランス脂肪酸について大きく取り上げることはありません。

最近の情報では、トランス脂肪酸による死者は年間50万人以上にのぼると考えられるそうです。

海外では、食品表示にトランス脂肪酸の項目を設けたり、WHOは2023年までにトランス脂肪酸を

なくしていこうと各国へ発信しました。

 

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最近の論文は下記

http://1.nagoyaseikatsuclub.com/?cid=36

 

マーガリンマンガ1、2 →3、4へ続く

 

マンガ|食物繊維をたくさん摂ろう

  名古屋生活クラブが一番皆さんに伝えたいことの一つが「食物繊維」

  腸内細菌の種類や量、バランスが多くの病気と関連していることが

  わかってきています。

  だから、意外に摂れていない「食物繊維」を

      意識して摂取してください。

  まずは麦ごはんから試してみましょう。

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体を守る免疫系の暴走

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化の一つの原因として、免疫系の暴走が深くかかわっていると言われています。これは、新型コロナウイルスに限らず、病原性の高いインフルエンザなど様々なウイルスでみられる現象です。

 

東京大学医学研究科の河岡教授らのグループは、1918年に世界的に大流行し、2000万人以上の死者を出したスペイン風邪のウイルスが、免疫系にどのような異常を起こすのか調べました。スペイン風邪のウイルスは、既に存在しないので、この実験ではスペイン風邪のウイルスを人工的に作って、普通のインフルエンザ(2002年に患者から分離したもの)と比較しました。

 

論文1 普通のインフルエンザウイルスの表面のたんぱく質(HA)を、スペイン風邪ウイルスのものと入れ替えてマウスに感染させた実験

Nature. 2004 Oct 7;431(7009):703-7.

 

論文2 スペイン風邪のウイルス全体を作り、サルに感染させた実験

Nature. 2007 Jan 18;445(7125):319-23.

 

(結果)

ウイルス表面の一部だけを変えた論文1の実験も、全体をスペイン風邪にして詳細に調べた論文2でも、似たような傾向がみられています。

 

スペイン風邪のウイルスと普通のインフルエンザを比較すると

1. ウイルスの増殖を抑制する物質、ウイルスを攻撃する免疫細胞を活性化させる物質

  

 出てこない 又は 遅い (図の上の方)

 

 

2. 好中球(白血球の一種)の活性化や浸潤(白血球は、血管を流れるだけでなく、遊走と言って細胞の間を通って移動する事ができる)に関係する物質

  

 大量に、長期間出続ける (図の中段の一つと下の方)

 

 

それぞれ、免疫にかかわる物質(サイトカイン)の量を示している。 赤:増えた 緑:減った

 

 

(解説)

普通のインフルエンザの場合、感染初期にウイルスの増殖を抑えたり、免疫系を活性化する物質が出てきた後、短期間の間に通常の状態に戻ります。しかし、スペイン風邪ではウイルスを排除する物質が出てこない、遅い。逆に、過剰に出てきたり、いつまでも出続けるというように、バランスが崩れてしまっています。過剰に長期間活性化された免疫系は、感染した細胞だけでなく必要以上に人の細胞を破壊し、体を蝕んでいき、死に至らせます。スペイン風邪では、こんなことが起きていました。

新型コロナウイルスでも、似たような反応が起こっている事が、わかってきました。論文1で、インフルエンザウイルスの一部を入れ替えただけでも免疫系に大きな影響が出るように、全体的には似ていても、病気の重さが大きく変わるという事があります。普通のコロナウイルスは、重症にならないのに、重症化しやすいものがいるのも、これが関係していると考えられています。

 

スペイン風邪の場合(サイトカインストーム)

 

新型コロナウイルスでも似た反応が起こる

 

感染

 

 ↓

 

ウイルスを抑える反応が起こらない

 

 ↓

 

ウイルスが大量に増殖

 

 ↓

 

免疫系が過剰に反応(過剰な炎症)

 

 ↓

 

重症化

 

 

炎症とは

炎症は、皮膚が赤くなる現象だけではありません。感染、ケガなどで傷ついた細胞を破壊して、新しく作り直す現象です。過剰な炎症反応は、破壊する必要のない細胞まで破壊してしまい、機能不全になってしまいます。

 

 

 

(おまけ 生物の人工合成)

さらっと、人工的に作ったと書きましたが、多くの人には衝撃的なことではないでしょうか?インフルエンザの場合、一つのウイルスの中に遺伝子として8本のRNAが入っています。RNAは、生物の中でDNAをコピーして作る事ができるので、この8本の遺伝子と、ウイルスを作るのに必要な酵素の遺伝子をベクター(遺伝子の運び屋)とつないで細胞に入れてやると、インフルエンザウイルスができます。簡単に言ってしまうと、ウイルスが感染しなくても、ウイルスの遺伝子と必要な酵素を直接入れてやると、インフルエンザウイルスが増殖してきます。

今回紹介したグループが、インフルエンザウイルスを人工的に作る技術を確立したのは、20年以上前(自分が大学院生だったころ)でした。インフルエンザを人工的に作ることができるようになったので、既に消えてしまった過去のインフルエンザを蘇らせて、なぜこんなに人が死んだのか調べることができるようになりました。簡単とは言いませんが、ウイルスや小さな細菌なら、技術的には人工的に作る事ができるようになってきた時代で、遺伝子の一部を入れ替えて、機能を調べるなんてことは、当たり前の技術になっていた時代です。

 

そんなに前から、インフルエンザウイルスを人工的に作っていたのであれば、新型コロナウイルス(COVID-19)も同様の方法で人工的に作ったんじゃないの?って言われそうですね。遺伝子の配列がわかっていれば、その通りに作ることはおそらく可能です。しかし、実際の遺伝子配列を見る限り、人工的に作ったものではなさそうです。人間が設計したと考えるには、あまりにも突拍子もない発想で、根拠のない様々な改変が重なっています(http://1.nagoyaseikatsuclub.com/?eid=299)。

この研究のように、「過去に存在していたウイルスの性質を調べる」「一部分を入れ替える」という事はしますが、全く新しいものを設計するのは非常に困難で、そんな面倒で成功する確率の低いことは普通はしません。この頃よりはるかに技術の進歩した現在でも、一部分を入れ替えただけでも、思わぬ事が起こってしまうのが現実です。

 

2020/05/29 外山



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