共生細菌について知ろう

「100ミリシーベルト以下は安全」も「1ベクレルは危険」も嘘

Ionising radiation and risk of death from leukaemia and lymphoma

in radiation-monitored worker(INWORKS)

 

放射線被曝量をモニターされた労働者の放射線被曝と白血病、リンパ腫で死ぬリスク

Klevi Legrand. lnstitute for radiological protection

and nuclear safety Lancet Haematel 2015:2:e276-81 要旨 

 

長期及び、何回もの放射線被曝は、職業上、環境中、医療で起こるものですが、

その白血病、リンパ腫のリスクには多くの不確定性があります。

 

方法

フランス、アメリカ、イギリスの核施設に1年半以上雇われた放射線量をモニターされた

労働者30万8297名からなるコホート(集団)をトータルで

822万人/年(30万8297名なら平均26.7年追跡した)、

線量としては、骨髄に当たった線量と、白血病、リンパ腫の死亡率と比較した。

 

結果

線量は非常に低い線量(1年間に平均1.1ミリグレイ・・・ガンマ線が主なので1.1ミリシーベルトと同じ)、

白血病死の過剰相対リスクは、1グレイにつき 2.96倍になった。

この研究は、長期低線量被曝と白血病の関係を強く示している証拠になっている。

 

解説

この論文は、低線量被曝でも白血病死が起きてることを証明しています。

1グレイにつき2.96倍という結果は、この研究はガンマ線によるものがほとんどの被曝なので、

1シーベルトにつき2.96倍と考えてもいいです。

(本文に内部被ばくの影響は少ないという記載があります。)  

  

 1シーベルト      2.96倍     

100ミリシーベルト  0.296倍(29.6%増)     

10ミリシーベルト   0.0296倍(2.96%増)     

1ミリ         0.00296倍(0.296%増)

 

というもので0.296%増加の証拠のため、30万以上の労働者を、

平均26.7年追跡して、ようやくわかったというものです。

ちなみに、日本政府は、20ミリシーベルト/年の汚染地への帰還を進めています。

これは5年分で100ミリシーベルトになるので、白血病死が29.6%増えるという予測になります。

 

又、1ミリシーベルトを、セシウム137に換算すると、7万7000ベクレル摂取と同じになります。

(ECRRだと、1万5000ベクレル位)。

政府、政府系の科学者が言っている100ミリシーベルト以下でガンは起きないは明白な嘘ですが、

1ベクレルが危険だというのも誤っています。  

2017/06/07 名古屋生活クラブ 伊澤

 

 

 

脳の健康に有益な食事がアルツハイマー病を減らす

先日人口甘味料が脳卒中や認知症を増加させるという情報を掲載しました。

これまでは、アルツハイマー型認知症は原因がわからないとされてきましたが

健康的な食事習慣によってアルツハイマー型認知症の発生率が減るという論文です。

 

特別なサプリを飲んだり、はやりの「体にいい」という食品をとることにお金をかけるよりも

日常的に続けていける、特別ではないけれど野菜や果物たっぷりの豊かな食事が

何十年後の健康ももたらしてくれるのなら、日々の食事の内容を見直そう!という気になりますよね。

 

以下の論文でマインド食とは

全粒穀物や野菜、果物、ナッツをたくさん食べ、魚や鶏肉、豆類を適度にとって

ファストフード、バター、マーガリンは極力摂らない、お酒はほどほどに

という内容でした。

拍子抜けするほど、そんなに難しいことではないですよね。

ただ、子供さんはとくに、成長するにつれて野菜が減り、ファストフードやお菓子などが

増えてしまうということがあるかもしれません。

思春期の野菜や果物の摂取量が乳がんのリスクを減らすという論文もあります。

http://1.nagoyaseikatsuclub.com/?eid=201

小さいころから野菜果物たっぷりの食習慣に親しんでいけるといいですね。

 

MIND diet associated with reduced incidence of Alzheimer’s disease

マインド食(脳の健康に有益な食事)がアルツハイマー病を減らす

Martha Clare Morris, S. D. ラッシュ大学

 

背景:以前の研究でマインド食(地中海式食と血圧低下食(DASH)の混合型)に一致が高いほど認知能力の低下が緩やかになることが示された。

この研究では、これらの3つの食事(マインド食、地中海式食、DASH食)とアルツハイマー病の発生を調べた。

 

方法:58才から98才までの923人の参加者の食事とアルツハイマー病の関連を調べた。平均4.5年追跡した。

 

結果:マインド食への一致度に関して3分割した。一番一致度が低いグループに対して

 

マインド食への一致度

 

低い

中間

高い

アルツハイマー病のリスク

1とすると

0.6535%減少)

0.4753%減少)

と減少した。

一方、DASH食(血圧低下食)では、同じく高いグループのみ0.6139%減少)、地中海式食では高いグループのみ0.4654%減少)になった。

 

(訳・解説:伊沢)

頭痛薬の乱用に注意

 

頭痛薬を乱用すると難聴のリスクが高まります。

頭痛は侮らず、病院で原因を探してみるのがいいかもしれません。

 

 

Nurses’ Health Study links over-the-counter medication for pain relief with hearing loss.

薬局での頭痛薬が難聴につながる

 

NSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬・・・アスピリン、サリチル酸、イブプロフェン、ポルタレン、インドメタシン、ナプロキセンなど)とアセトアミノフェン(ノーシンなど)

NHS参加者55000人を追跡し、イブプロフェンなどとNSAIDs薬やアセトアミノフェンをよく6年以上使っている人は、難聴のリスクが9%から10%上がる。

人口甘味料が脳卒中、痴呆を増加させる

ジュースやお菓子のラベルをよく見てみてくださいね。

人口甘味料のリスク、高いです。

 

Sugar-and artificially sweetened beverages and the risks of incident stroke and dementia.

砂糖か人口甘味料の飲料と脳卒中、痴呆のリスク

 

Matthew. P. Pase ボストン大学

 

フラミンガム ハート スタディー オフスプリング 

参加者2888人 45才以上を追跡し脳卒中を、60才以上1484人を痴呆の発生率を調べた。

97件の脳卒中と81件の痴呆が観察された。

 

結果

人口甘味料の摂取が虚血性脳卒中、全ての痴呆、アルツハイマー性痴呆を増加させていた。

累積で1週間に0の人に対して1日に1本以上(週に6本以上)の人は虚血性脳卒中が2.96倍、アルツハイマー性痴呆は2.89倍だった。

砂糖で甘くした飲料は関係がなかった。

腸内細菌についての最新情報(2017)

 

 

「腸内細菌叢を豊かにすることが健康につながる」ということは

メディアでも取り上げられて多くの人が耳にしていることだと思いますが

もう少し進んで

「腸内細菌叢が変化するとガンを促進する」

「腸内細菌を減らすものは何か」

「腸内細菌叢を豊かにするものは何か」

ということも理解できると、より生活に役立つのではないでしょうか?

 

Nurses’ Health Study (ハーバード大学の疫学研究)とジョージア州立大学の研究からご紹介します。

 

.抗生物質を使用すると腸内細菌叢(そう)が変化し大腸がんになる可能性がある

prolonged autibiotic use tied to precancerous growth

長期の(2週間)抗生物質使用が前ガン病変(ポリープ)につながる

 

抗生物質使用による腸内細菌そうの変化がポリープにつながり、大腸ガンになる可能性がある。

この研究はナースズヘルスステディー参加者16600人の60才以上女性を対象にしたものです。

20代か30代の時に2ヶ月間抗生物質を使用した女性は36%ポリープが多かった。

 

.食物繊維などをよく摂り腸内細菌叢が豊かだと、ガンに関与する菌のリスクを低くする

study tightens connection between intestinal micro organisms, diet, and colorectal cancer.

腸内細菌と食事、大腸がんの関係をよりはっきりさせる研究

 

腸内細菌の1種、Fusobacterium nucleatum(フソバクテリウム・ヌクレアタム口腔バクテリアでもあり、歯周病の原因菌)が大腸ガンに関与していると考えられている。

137000人を10年以上追跡して、1000件以上の大腸ガンと食事の関係を調べた。

全粒穀物と食物繊維に富む「かしこい」食事をしている人達は、この菌を持っている場合でも、大腸ガンのリスクは、この菌を持っていない人達と同じく低かった。

「この研究は1種類の菌についてのものですが、腸内細菌は食事に反応して、ある種の大腸ガンのリスクを上げたり下げたりする」

 

.腸内細菌叢が変化することでガンが発生し、ガンの成長を促す

common food additive promotes colon cancer in mice.

ありふれた食品添加物がねずみの実験では大腸ガンを促進する

 

この研究はジョージア州立大学の研究者によるもので、同じ研究者の以前の研究で、食品添加物の乳化剤の摂取が腸内に低い炎症をもたらす事を示しました。今回の研究で、食事中の乳化剤がガンの成長を悪化させる事を示しました。

今回の研究で乳化剤のポリソルベート80とカルボキシメチルセルロースを人が実際に摂取している濃度でねずみに投与したものです。

ねずみの腸内細菌の種類が投与によって劇的に変化した。その変化が炎症を生じ、ガンの発生と成長に好環境を作り出した。

乳化剤の摂取→バクテリアの種類が変わる→ベン毛とリポ多糖を持っているバクテリアが増える→免疫系による炎症反応を増加させる

 



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