ウイルスについて知ろう

新型コロナウイルス 体外での感染力持続時間

新型コロナウイルスの感染を避けるためには、どんなところに注意したら良いでしょうか。米国立衛生研究所(NIH)から、大切なデータが公表されました。

 

  • エアロゾル(霧状の液体)として、3時間後で感染力が約1/6.3になる
  • 最も長く持続したプラスチック上でも、3日で約1/1000になった

 

この結果を見ると、体の外では長くても数日で感染力がほとんどなくなります。今までの感染者の傾向を見ても、商品を介した感染はほとんど気にする必要は無いと考えていましたが、工場での製造者など、何日も前に触った人の事を気にする必要は無さそうです。

 

米国立衛生研究所(NIH)が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2, 病名COVID-19)が、動物の体の外でどれくらい感染力が続くのかを報告したデータから計算すると、

 

様々な素材表面での新型コロナウイルス感染力持続時間
エアロゾル:
 3時間で約1/6.3に減少。
段ボール:
 1日で約1/100に減少。
鉄:
 1日で約1/30に減少。48時間で約1/1000に減少。
プラスチック:
 1日で約1/10に減少。72時間で約1/1000に減少。

それぞれの素材上で、この時間以降は感染力が検出されませんでした。

 

このデータを、「プラスチック上で72時間感染力が持続する」と解釈するのは、間違いではないですが少し違和感を感じます。このデータは、72時間は危険で、それ以降は安全というデータではありません。


同じデータでも、プラスチックに付いたウイルスが、「72時間後に感染力が1/1000ぐらいに減った」というのと、「72時間感染力が持続する」というのは受ける印象が違います。48時間後でも、約1/100に減っているし、96時間後にも1/10000ぐらいは残っているはずです。
今までにも、商品を介して、消費者に感染したケースは見られていません。今回のデータも、「72時間感染力が持続する」のではなく、通常の生活の中で、何日も前のウイルスを気にする必要はほとんどない。という事を示していると思います。

 

名古屋生活クラブでは、万が一、配達員や直前に配達した会員さまが感染者だった場合の危険性に注意しています。会員様の手に届く直前にウイルスが付着するリスクを避ける為に、配達員の手のアルコール消毒、毎朝の健康チェックを徹底しています。安心しきってはいけませんが、ほとんどリスクの無い事まで気にするのではなく、リスクの大きさを考えて冷静に判断する事が肝心です。

(2020/3/20 外山)

 

 

March 17, 2020 DOI: 10.1056/NEJMc2004973

Aerosol and Surface Stability of SARS-CoV-2 as Compared with SARS-CoV-1



名古屋生活クラブ

  〒452-0802 名古屋市西区比良2-120 フリーダイアル:0120-72-0251
TEL:052-501-0251 FAX:052-503-0967 e-mail: nsc@athena.ocn.ne.jp 
>>会社概要はコチラ
  クリックよくあるご質問