最新ニュース

ニュースより:JAMA Pediatrics誌から 乳児期の薬物療法がアレルギーを増やす?

−生後6カ月以内の制酸薬や抗菌薬使用でリスク上昇

 

各務原カンファレンス 渡部和男氏配信

http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/

 

最近、アレルギーを罹患している人が増えています。この原因は種々ささやかれ、また一部は証明されています。

今日のニュースチェックで、乳児期に制酸剤(ヒスタミンH2ブロッカーやプロトンポンプ阻害薬(PPI)(成人では胃酸分泌を抑えるのに使われる))や抗生物質を使うとアレルギーリスクが増加するという報告が紹介されていました。

これは2001年から2013年に生まれ、米国の軍人など軍関係者が加入する医療サービスに加入している小児792,130人を対象にした大規模研究です。

アレルギー疾患には食物アレルギーが多く、食物アレルギー、アナフィラキシー、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、蕁麻疹、接触性皮膚炎、医薬品アレルギー、その他のアレルギーが含まれていた。食物アレルギーが24,514人と多く、その他アレルギー性鼻炎や接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、蕁麻疹が続いた。

制酸剤の処方を受けていた乳児のアレルギー性疾患のリスクは、それらを処方されていなかった乳児より有意に高かった。補正後ハザード比は、食物アレルギーがヒスタミンH2ブロッカーで2.18、プロトンポンプ阻害薬で2.59、薬物アレルギーがそれぞれ1.70と1.84、アナフィラキシーがそれぞれ1.51と1.45、アレルギー性鼻炎がそれぞれ1.50と1.44、アレルギー性結膜炎がそれぞれ1.48と1.15、喘息がそれぞれ1.25と1.41、蕁麻疹がそれぞれ1.30と1.27、接触性皮膚炎がそれぞれ1.25と1.21、アトピー性皮膚炎がそれぞれ1.12と1.12(1.07-1.17)であった。

抗生物質使用でもアレルギー性疾患のリスクが薬剤使用小児で高くなった。ハザード比は、喘息が2.09、アレルギー性鼻炎は1.75、アナフィラキシーは1.51、アレルギー性結膜炎は1.42、医薬品アレルギーは1.34、アトピー性皮膚炎は1.18、接触性皮膚炎は1.16、食物アレルギーは1.14、蕁麻疹は1.09だった。

以上よりこれらの薬剤使用は使用の利益とリスクとを考慮して慎重に行うべきだという。

 

JAMA Pediatrics誌から
乳児期の薬物療法がアレルギーを増やす?
生後6カ月以内の制酸薬や抗菌薬使用でリスク上昇

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/jama/201804/555752.html

 



名古屋生活クラブ

  〒452-0802 名古屋市西区比良2-120 フリーダイアル:0120-72-0251
TEL:052-501-0251 FAX:052-503-0967 e-mail: nsc@athena.ocn.ne.jp >>会社概要はコチラ