食中毒について知ろう

エンテロコッカス フェシウム菌の細胞毒性

論文で紹介します


1報目

Cytotoxicity of hydrogen peroxide produced by Enterococcus faecium
エンテロコッカス フェシウム菌が作る、過酸化水素による細胞毒性
Terence I Moy. ハーバートメディカルスクール アメリカ
Infection and Immunity Aug. 2004 4512-4520


エンテロコッカスフェシウム菌は、日和見感染(弱った時に感染が起きる)を起こす病原菌であり、院内感染の主要な原因菌になっているが、その毒性や病原性のメカニズムはわかっていない。

エンテロコッカスフェシウム菌によって作り出される過酸化水素が線虫を殺す作用を持っていることがわかり、その病原性を明らかにするモデルになる。


2報目

Toxicity evaluation for an Euterococus faecium strain TM39 in vitro and in vivo
エンテロコッカス フェシウム菌 TM39株の毒性評価
Tsai CC  Chung-Hsing 大学 台湾
Food Chem Toxicol 2004 Oct 42(10) 1601-9


幼児の便中から採取した乳酸菌の一種、エンテロコッカスフェシウム菌TM39株について調べた。TM39株は腸の上皮細胞に吸着する。又、ヘリコバクターピロリ菌に対し、阻害作用を持っていた。

又、このTM39は、バンコマイシン耐性ではなかった。又、ヒトの腸の上皮細胞への侵入性を持っていなかった。又、ウィスターラットへの経口投与実験でも、28日間の連続投与では、何らの悪影響も認めなかった。

結論として、エンテロコッカスフェシウム菌 TM39株は、大量投与の条件でさえ、ウィスターラットには、毒性を示さなかった。



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