薬・治療について知ろう

ロフェコキシブに関する論文はゴーストライターだった

論文で紹介します

Guest authorship and ghostwriting in publications related to rofecoxib. : a case study of industry documents from rofecoxib litigation
ロフェコキシブに関する論文は、著者を借りてきたり、ゴーストライターだった:ロフェコキシブ裁判の会社(メルク社)の文書の研究
Ross. J S.  マウントシナイ医学校.アメリカ.
JAMA, 2008 Apr. 16:299(15) : 1800-12.


ロフェコキシブ(商品名バイオックス…メルク社が販売した、アレルギー用鎮痛薬で心臓などへの副作用が見つかり販売中止になった)に関してメルク社との裁判で明らかになった会社側の1996年から2004年の文書を基にした。

約250の文書を調査した.臨床研究論文の発表に関して、メルク社の社員単独もしくは、他の医学系出版会社と共同して草稿を作り、その後、外部の大学などの研究者を著者にしていた.招いた外部の著者は、著者欄の1番目、もしくは2番目に書かれることが多かった.総説(まとめの論文)に関しては、メルク社の営業職社員が草稿のプランを作り、医学系出版会社とゴーストライター契約を結び、外部の大学などの研究者を著者として招いた.招かれた著者は普通1人でお金を支払った.96論文の内、92%の臨床研究論文にはメルク社の財政援助が開示されてあった.しかし、総説論文(72本中の36本)の50%しかメルク社の財政援助を開示してなかった。
 

(2011/4/21 掲載)



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