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植物性乳酸菌の新生児の腸へのシンバイオティック投与による定着

論文で紹介します

Long-term colonization of a Lactobacillus plantarum synbiotic preparation in the neonatal gut
植物性乳酸菌の新生児の腸へのシンバイオティック投与(菌とそのエサの同時投与)による長期間の定着
Panigrahi P メリーランド医科大学 アメリカ
J Pediatr Gastroenterol Nutr 2008 Jul;47(1):45-53


プロバイオティック、プレバイオティック、シンバイオティック(プロバイオティックとプレバイオティックの組み合わせ)がますます健康の様々な局面に使われる様になってきています。

(腸への)定着ということが成功するための重要な要素ですが、その様な臨床研究はほとんどありません。新生児や幼児などではもっとも必要な対象ですが、更に研究は少ないです。この研究は新生児に7日間シンバイオティック投与をして、定着能力、耐性、便中の菌そうへの影響を調べる目的で行われました。


方法

出生時1800g以上の新生児を出生後1日〜3日の間にシンバイオティック投与(植物性乳酸菌とフルクトオリゴ糖)もしくはプラセボとしてデキストロース食塩水に、2対¥1の割合で分けました。投与期間は7日間、便検査を最初の日、3日目、7日目、14日目、21日目、28日目に行った。


結果

19人の新生児がシンバイオティック処置を受け、12人がプラセボ処置を7日間受けた

シンバイオティック処置を受けた新生児9便から植物性乳酸菌が3日目には84%、28日目には95%が検出された。2ヶ月目には100%、3ヶ月目には94%、4ヶ月目には88%、5ヶ月目には56%、6ヶ月目には32%、便から植物性乳酸菌が検出された。

(2012/7/30 掲載)



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